モラルハラスメント (Moral Harassment)– category –

子どもが成長していっても、いつまでも親が管理し、束縛し。親の感情の捌け口にして、子どもの自我を否定し支配的に振る舞い続けるような行為は「教育」や「しつけ」ではなく「モラルハラスメント」なので注意してください

小さいときから子どもを親の自分だけの世界に取り込み、中性を誓わせ、自分の感情を一方的に押し付け子どもの自我を認めないという行為は教育ではなく、モラルハラスメントに当たります。たとえ、自分の子どもといえども全てを支配してはいけません

親が子どもに「親孝行」を強制し、子どもの自由を奪うような行為は家族であったとしてもモラルハラスメントに当たります。子どもがいくつになってもしがみつき、子どもの人生よりも親の人生を優先させる行為は親孝行ではなくモラハラです

子どもに対して「親孝行」という名目で家庭を閉鎖的にして、子どもがいくつになって独り立ちをさせず、親と違う人生を固くなに許さず、子どもを傷つけるような言動を続ける好意は親子であったとしてもモラルハラスメントに当たります

子どもが成長して、独り立ちしたのにも関らずいつまでも子どもにすがりつき、しがみつき、子どもの幸福よりも「親の安心」を求めて子どもに犠牲を強いるような行為は立派なモラルハラスメントです。そして、その行為は決して賞賛されるものではありません

子どもに兄弟がいる場合に兄弟を比較して、片方だけを溺愛し。残りの片方だけを批判することで、子どもを支配するような関係はモラルハラスメントに当たります。そうしたモラルハラスメントを受けると子どもは正常に育たない可能性が高いです

自分の子どもに対してついつい「これはしてはいけない」「そんなことはやってはダメだ」と行動を制限し、「こうしろ」「ああしろ」と自分の考えを押し付けることはたとえ親子であったとしてもモラルハラスメントに当たります

自分の子どもに対して「しつけ」だと思っていたことが、実はモラルハラスメントだったということが実は少なくありません。「しつけ」といって、子どもに対して「アレをしてはいけない」「これはダメだ」と行動を禁じ支配することはモラハラに当たります

子どもに対するモラルハラスメントは「しつけ」と誤解されている場合がほとんどです。子どもから数多くの自由を奪い、行動を強制することは「しつけ」ではなく、モラルハラスメントにあたるので、子どもにしつけをするときには細心の注意が必要です

子どもに対するモラルハラスメントの加害者は主に親です。親にとっては「教育」やしつけのつもりなのかもしれませんが、幼少時に受けたモラルハラスメントは子どもの時だけでなく大人になってからも悪影響を与えることが多いです