モラルハラスメント (Moral Harassment)

モラルハラスメント加害者はとても疑い深い傾向があります。自分を守るために平気でウソを付く彼らは、自分以外の人間を信じていません。そのため相手の言葉を信用せずに、全ての言葉を否定したり。疑ったりするのです

モラルハラスメント加害者の中心は自分にあります。自分が常に相手より、上の立場でなければ許せないし。自分より幸せなことは気に食わないのです。なので、他人の成功話や幸福なニュースを嫌がる傾向があります

モラルハラスメント加害者は自分が正しいと思っているため、自分と違う価値観や、立場の違う人を理解しようとしません。モラルハラスメント加害者にとって自分と違う意見は自分を傷つけるための道具に他ならないからです

モラルハラスメントをしてしまう人間は「自分を守りたいために他人を攻撃してしまう」「自己愛が偏っている」タイプが多いです。たとえ、自分にとって無害な人間だとしても、気に食わなければ相手に対して攻撃をしてしまうのです

最近、離婚の原因として増えている「モラルハラスメント」ですが、ＤＶの一種でありながら、肉体的に証拠が残りにくいため周囲の人間が気づかないことがほとんどです。むしろ、周囲の人間から被害者のほうが「努力が足りない」とののしられることすらあります

モラルハラスメントをする彼をもつ女性は常に彼に対して怯えていたり、自分に対する評価が低いことが多いです。それは彼からのモラルハラスメントを恐れていながらも、依存しているため離れることができなくなっているからです

カップルの間でもモラルハラスメントは成立します。付き合う前はとても良い人で、付き合ってから豹変するという男性の多くはモラルハラスメントを行う傾向が強いです。なので、被害者の女性は自分がガマンすれば元に戻ると思い込み、ガマンしてしまうのです

モラルハラスメントを受けた被害者は心に深い傷を負ってしまっていることが少なくありません。しかし、そういった心の傷は病院では治すことが出来ません。そのため、治療をするためにはカウンセリングを受ける必要があることがあります

モラルハラスメントをする人は世間体をとても気にするので、他人の前では良い人ぶる傾向が強いです。なので、周囲の人間でも気づかないことが多いのです。しかし、実態は暴力こそなくとも受けている傷は深く被害者は精神的にまいってしまうことも少なくありま...

モラルハラスメントの被害者は自分が被害者だということに気づいていないことがあります。また、気づかないフリをしていることも結構あるそうです。それはモラハラの加害者を信じているが故に、自分が被害者だと認めたくないという心理が働いているからです