家庭内のモラハラ– category –

親から子に愚痴を話すのも立派なモラルハラスメントになります。親から延々と愚痴を聞かされて育った子どもは、自分の感情を閉じ込めて、他人の訴えに共感することを覚えますが、自分が何か主張することを悪だと思い、自分の感情を殺してしまうのです

子どもに対して、父親の愚痴や社会の愚痴をついつい話してしまう親は少なくないでしょう。しかし、度を越した愚痴は子どもに対するモラルハラスメントになってしまいます。愚痴を聞かされ続ける子どもは自分の過剰を閉じ込めてしまい、自己主張が出来なく...

家庭内にモラルハラスメントがある場合は親子の間に「殺すか殺されるか」のような内戦状態をもたらします。親は常に内戦に勝利しますが、子どもは精神的なストレスの結果から非行や引きこもり、最悪自殺といった抵抗をすることがあります

高学歴の子どもを育てることを目的に子育てをする親はモラルハラスメントをしてしまう傾向が強いです。こういったタイプの親にとって成績が悪い子どもは存在価値がなく。自分を満足させるためだけに子どもは存在しているといっても過言ではありません

子どもを「一流大学に入れたい」というような強い意識が強い、親ほど子どもに対してモラルハラスメントをしてしまう傾向があります。それは子どもの意思をゆがめ、親の都合を押し付け、親にとって都合の良い子どもを作りたいためという心理が働いているのです

高学歴の子どもを育てることを目的としている親の中には知らず知らずのうちに子どもにモラルハラスメントをしていることも少なくありません。「あなたのためだ」と子どもの自由を否定し、子どもを支配してしまうのです

モラルハラスメントを行う親は子どもを素直に愛することができません。たとえ自分の子どもであったとしても、子どもは自分を満足させるための道具であり、自分の満足いかない結果しか出せない子どもは見放す傾向があります

モラルハラスメントを行う親はありのままの子どもを愛するのではなく「良い子なら愛してあげる」「成績がよければ愛してやる」と自分を満足させるための条件を子どもに要求します。そして、その要求が満たされないと子どもに厳しく当たるのです

モラルハラスメントを行う親は自分の気に入らないことがあれば暴言や、暴力をふるって子どもに恐怖を与えます。そして、子どもが逆らわないように絶対的な服従をさせ、常に自分が子どもを支配するようにする傾向があります

モラルハラスメントを行う親は自分の気にいらないことがあると、ものを投げたり、騒いだりして子どもを脅します。そして、子どもに対して、絶対的に親への服従を要求し、子どもの自由な行動を恐怖心で縛りあげるのです