被害者の心と回復法– category –

モラルハラスメントの被害者は、周りに相談しても「あなたがもっと頑張らないからじゃない?」と責められてしまうことがあります。これを二次被害というのですが、そういった傍目には共感しにくいモラハラの問題の場合はカウンセリングを利用することをオス...

モラルハラスメントをずっと受けていると感覚が麻痺して、人間が持つ基本的な感情である「喜怒哀楽」を感じられなくなってしまいます。そして、どんどんと症状が悪化していき、最終的にはパニック障害やうつ病などを引き起こしてしまうことがあります

モラルハラスメントを受けて深く傷ついてしまったら、信頼の置ける場所や人を見つけて一人で抱えてきた思いを十分に吐き出すことが大切です。モラルハラスメントの被害者は「自分に問題があるから」と考え込んでしまいますが、実際のところ自分に問題が無...

モラルハラスメントをする彼をもつ女性は常に彼に対して怯えていたり、自分に対する評価が低いことが多いです。それは彼からのモラルハラスメントを恐れていながらも、依存しているため離れることができなくなっているからです

モラルハラスメントを受けた被害者は心に深い傷を負ってしまっていることが少なくありません。しかし、そういった心の傷は病院では治すことが出来ません。そのため、治療をするためにはカウンセリングを受ける必要があることがあります

モラルハラスメントの被害者は自分が被害者だということに気づいていないことがあります。また、気づかないフリをしていることも結構あるそうです。それはモラハラの加害者を信じているが故に、自分が被害者だと認めたくないという心理が働いているからです

モラルハラスメント被害者は周囲の人間をいたわれる人が多いです。自分が悪いと思い込みやすく、誰にでも優しくするタイプはモラハラ加害者の欲しているものをもっているため、モラハラのターゲットになりやすいのです

モラルハラスメントの被害者になる人間には傾向がある。被害者となりやすい人間はよく言えば「お人よし」なタイプが多い。他人を大切にするからこそ、そのスキをモラハラ加害者に突かれ、ターゲットにされてしまうのです

「嫌がらせを受けるのは自分のせいなんだ」と過度に自分を攻め続けた結果、被害者がうつ病などの精神的な病気にかかることもあり、そうなると正常な判断ができなくなってますますその関係から抜け出せなくなります

幼少時代からモラルハラスメントを受け続けた子どもは思春期ごろに自己否定感が強くなってしまいます。そのため、自分に自信がなくなり依存的になりやすくなります。何事にも消極的になってしまい、他人の顔色を常にうかがうような生き方をしてしまいます