暴力– tag –

職場でのモラルハラスメントには言葉による暴力や肉体的な暴力。性的な暴力がある。たとえば相手に対して「殴ってやる」と脅す行為もモラルハラスメントにあたるし。わざと性的な発言をすることもモラルハラスメントにあたる。

モラルハラスメントとは精神的な暴力や、嫌がらせのことを言います。モラルハラスメントは他のハラスメント行為と違って、分かりにくく。外傷が残る肉体的暴力ではなく、言葉や態度に酔って人を傷つける行為のため被害が分からない傾向があります

相手に精神的暴力をふるう人は、基本的に頭の回転が速く、周囲に対してうまく立ちまわることのできる演技力をもった人間であることが多いです。そのため、周囲には「あの人がそんなことをするなんて信じられない」と思われています

家庭内でモラルハラスメントをする夫は、誰に対しても暴力的というわけではないので実母を大切にするマザコンの場合もあり、その反面、妻には自分の言うことを全て聞かせようと支配をします

加害者になる人間には色々なタイプがいますが、幼少期に父親が自分に無関心であまり構ってもらえなかったり理不尽に暴力を受けたことがあり、母親からは過度に干渉・支配されていた人が多くみられます

肉体的な傷は痕が残って周囲に自分の仕業だと分かるので、通常のモラスハラスメントは肉体的暴力は伴いません。激高して手が出る際にも、跡が残らない程度にやったり胸ぐらを掴んで脅したりするなど巧妙に行います

他者からの評価を気にする為、最初はとても気の付くいい人で、精神的暴力をふるうような人間には見えません。こちらが気を許し、支配できそうな相手だとみなせばモラルハラスメントが始まります

モラルハラスメントの加害者は、自分の評価や世間体を気にする傾向が強いので自分が善人にみえるように異常に気を遣い、その裏では被害者を支配しようと精神的暴力をふるいます

加害者に共通して言えるのは、周囲には「いい人」だと思われていて、他人にはまさか精神的暴力をふるっているなどとは思われていません。他者がいる時は決して悟られないように善人のようにふるまいます

被害者が「自分はモラルハラスメントを受けている」と気が付いて逃げ出そうとすると加害者はさらなる精神的暴力を与え、また罪悪感を植えつけて元の状態に戻らせようとします