親

モラルハラスメントを行う上司が身近にいるのなら、なるべく私的な会話をしないことが重要です。そういったモラハラ上司は親しくなると「こいつなら自分の思い通りに出来る」と思い、攻撃をしてくるので一定の距離を保つことが大切です

モラルハラスメントの加害者は傍目から見ると、とても魅力的なことが多いです。しかし、かなり親密な関係になった瞬間に豹変するといわれています。相手に対して何か気に入らないことがあれば、攻め立てて自分の鬱憤を晴らすための道具にしてしまうのです

モラルハラスメント加害者は職場で優秀だとされる女性と理由をつけて親しくなろうとします。そして、少しずつモラルハラスメントを行って支配と服従の関係に持ち込み。モラルハラスメント被害者をコントロールしてしまうのです

子供を自分の所有物のように思っているモラルハラスメント型の母親は、成績・進学先・就職先・結婚相手などを自分の思い通りにさせようと干渉することがあります。世間から受ける子供の評価が自分の評価に直結していると考えます

自分の子供に対してモラルハラスメントを行う母親もいます。子供が悪いことをしたから叱るのではなく、自分の気分で感情を爆発させるので子供はいつ怒られるかが分からず、親の顔色を伺いながらビクビクするようになります

加害者になる人間には色々なタイプがいますが、幼少期に父親が自分に無関心であまり構ってもらえなかったり理不尽に暴力を受けたことがあり、母親からは過度に干渉・支配されていた人が多くみられます

母親から溺愛されて過保護に育ち「人が自分に何かしてくれるのが当たり前」という意識をもっている人間が加害者になることが多く、自分は特別な存在だと思っている特徴がみられます

モラルハラスメントを行っている親にその自覚が無いことがほとんどです。「子どものためを思ってやっている」という行為が実は子どもを苦しめていたということも少なくないので、親子間のモラルハラスメントはエスカレートしやすい傾向があるのです

モラルハラスメントを行ってしまう親も幼少時代に、自信がモラルハラスメントを受けてしまい、それがトラウマとなって妻や子どもにモラハラをしてしまうケースが少なくありません。その場合は改めて、家族関係を見直しカウンセリングを受ける必要があります

モラルハラスメントを行う親を見て子どもは育ちます。もしも、父親が母親に対して、暴言を吐くような家庭でそだったなら、子どもはそれが当たり前のことだと錯覚し、女性に対して容赦なく暴言を吐く子供の育つこともあります