モラルハラスメント– tag –

モラルハラスメントをする人は人間関係を損得でしか考えられず、自分に得をもたらす上の者には媚びへつらいますが、そうでない相手は一方的に利用してその価値がなくなれば容赦なく切り捨てます

加害者は「自分はお前のことを思って指摘している。愛情からの叱責だ」と自分の言動を肯定し、被害者にモラルハラスメントだという認識を与えないように刷り込もうとします

加害者は、モラルハラスメントのターゲットに選んだ相手に、自慢話や自己を肯定する演説を繰り返し、相手の話には関心がないので全く話を聞こうとせずに相手を下に見るような発言を繰り返します

家庭内でモラルハラスメントをする夫は、誰に対しても暴力的というわけではないので実母を大切にするマザコンの場合もあり、その反面、妻には自分の言うことを全て聞かせようと支配をします

モラルハラスメントを行う人間は相手に傷をつけることが目的ではなく、精神的に支配をしたり圧力を加えることを考えているので、基本的には言葉や無視などの態度で相手を追い込みます

モラルハラスメントの加害者は、自分を被害者に見せるために平気で嘘をつきます。周囲には自分こそ被害を受けていると側だと吹聴し、罪悪感がないのでバレても平気で巧妙にごまかすことができます

夫から妻へのモラルハラスメントの場合、結婚や妊娠などで妻が社会的・身体的に自立しにくい立場になった時に始まることが多く、また、出産後、子供への嫉妬から起きることもあります

最近は家庭内でのモラルハラスメントが顕在化し、メディアでも話題になることが多いが、社会的や金銭的に優位に立っている夫から主婦の妻に対して行われている事例も多くみられます

他者からの評価を気にする為、最初はとても気の付くいい人で、精神的暴力をふるうような人間には見えません。こちらが気を許し、支配できそうな相手だとみなせばモラルハラスメントが始まります

モラルハラスメントの加害者は、自分の評価や世間体を気にする傾向が強いので自分が善人にみえるように異常に気を遣い、その裏では被害者を支配しようと精神的暴力をふるいます