依存

小さい頃からモラルハラスメントが当たり前の家庭で育った子どもは大人になってから、満たされない感情に戸惑うことがあります。いわゆる愛情飢餓という状態になってしまいやすく、他者に対して病的なまでに依存しやすくなるといわれています

小さいころからモラルハラスメントを受けて育った子どもは思春期ごろから自分に対して否定的になり、他者に依存しやすくなります。そのため、他人の顔色を常に伺うようになったり、決して自分の感情を表に出さず、イジメのターゲットになりやすいとされていま...

幼少時代からモラルハラスメントを受け続けた子どもは思春期ごろに自己否定感が強くなってしまいます。そのため、自分に自信がなくなり依存的になりやすくなります。何事にも消極的になってしまい、他人の顔色を常にうかがうような生き方をしてしまいます

モラルハラスメントを受けてそだった子どもはそれが当たり前だと錯覚してしまいます。もしも、親が常に暴力を振るうようなら、子どもも力に依存するように話し合いではなく暴力で物事を解決するように成長してしまう危険性があります

親が子どもの頃に母親から十分な愛情を蹴ることがなく、愛情飢餓感が強いタイプの親は「母が子どもにするごとく」子どもが自分に依存するように要求し、自分の思い通りにしようと支配し、しがみつこうとします。しかし、それは愛情ではなくモラルハラスメント...

毒親を持ってしまった子供は非行に走って逮捕されるというケースもあります。最近少年少女による薬物依存が問題になっていますが、彼らが薬物依存するのは親からのモラルハラスメントが影響しているケースも少なくありません。

モラルハラスメントの被害者は幼少期に自分の親からいいなりになるようにしつけられ、言うことを聞かないと精神的、肉体的に虐待を繰り返すような教育をされることで周りの人に依存する生き方をしているので加害者に支配されやすくなります

近年では夫からのモラルハラスメントによって離婚をするというケースが急増しています。しかし、離婚することができず夫がモラルハラスメントを行っているのいも関らず妻のほうが依存してしまい、逃げ出せなくなるというケースも少なくありません

どちらか片方がモラルハラスメントを患っている場合の恋愛は、共依存状態になります。自分に対する自信を失い、唯一の拠り所が恋人だけとなってしまいます。ですがその状態は、判断力・理解力が低くなるため健全な精神状態ではありません。

モラルハラスメントの加害者は、被害者に依存しているのですが、被害者が加害者に依存していると見せかけます。被害者を心配しているかのように振る舞うのです