「冗談で傷ついた!」「笑えない…。」
冗談で傷ついた経験のある人って、多いのではないでしょうか。
そんな、心が傷つく冗談、人を傷つける冗談は「モラルハラスメント」かもしれません。
ツイッターで見つけた以下のツイート。本当にそうだと思う。
冗談で言ったつもりが人を深く傷つけることがある。本気で貶めるつもりで言ったことよりもその人にとっては深くて長く癒されない傷になる。その人が日頃から強く気にしている弱みはたとえ悪気がなくてもけして冗談口の対象にしてはいけない。
— 志茂田景樹 (@kagekineko) March 22, 2018
そして、モラルハラスメントの加害者は、相手の心の深い傷を傷つけてこう言う。
「冗談だったのに」と。
続けて、
「そんな大ごとにわざわざして…」
と、また相手が傷つくと知ってて追い打ちをかけるようなことを言う場合もあります。これは相手の気持ちを考えない無自覚の加害者、または、相手が傷ついていると知っていてわざと言っている場合もあります。そうではない場合、相手が傷ついたらすぐにやめてくれるでしょう。
ツイッターで冗談で傷ついた人がいるか検索してみると、
心無い一言。
冗談で言ったつもりでも、
傷つく人はいる!!
— 胡麻 (@8Ntn6fgSXHzKpII) March 19, 2018
気持ちは、よくわかるつもりです。
自分の心を大切にしていればいるほど、傷ついたら嫌ですし、悲しいですよね。
そして、冗談の悪用が、「モラルハラスメント加害者の常套手段」です。
相手の深い心の傷を刺して、それを誤魔化す技が「冗談だったのに」です。当然、そうじゃない場合もあります。ですので、安易に思い込まないようにしてください。
相手が意図しているかしていないかは、なかなかわからないことですので。
モラルハラスメントは、普通に自然に起こりえること、意図していないで傷つけてしまうことに、潜んで自然を装いながら嫌がらせをする加害者もいるのですが、これが本当に見抜きにくい加害者です。
例えば、この加害者。
こちらは、被害者にはばれてもいい。だけど、周囲にはばれないように嫌がらせをするものです。周囲に足を踏んだことを聞かれたら「わざとじゃないのに、あの人が決めつけてくるの」と逃げれます。
なので、意図していても、していなくても、「冗談だったのに」とか、続けて、「そんな大ごとにわざわざして…」というのはやめたほうがいいでしょう。
傷ついたことや苦しいことを「大ごとにわざわざして」と言う言葉…。傷つく人もいる。逆に、言ったその人が大病で苦しんでいる時に頭ポンポンと叩いて同じように「あらあらそんな大ごとにわざわざしちゃったの?w」と言ってあげるのが礼儀正しいのかもしれない。やられたのなら。挨拶に挨拶で返すように。
だけど、それでは同じ穴の狢になってしまうかもしれないのでやめましょう。反撃したくなる気持ちはわかりますが、どうか自分を汚さないでほしいと思います。
大事なのは「相手の言葉を受け取らない」のが1番かと思います。
「反応しない練習」だと思って、自分が更に1歩成長できるチャンスだと思うとよいかもしれませんね。
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