まず、モラルハラスメント(モラハラ)とは暴力を伴うことはないものの精神的なダメージを与えるDVのことで、夫婦生活において夫から妻への暴言や態度によって妻が精神的に参ってしまう(もしくは妻から夫へもありうる)ものである。
モラハラをする人の特徴としては、出会ったときには優しいが結婚、出産なとをキッカケに性格が豹変。
周りにはいい顔を見せ、妻を悪者にしたて上げ、自分を正当化しようとするため、平気で嘘をつくことも多々ある。
何をしても文句を言って、言われた様に物事を進めてもあれもダメ、これもダメ、なぜお前はできないんだ。
だからお前はダメなんだ、恥ずかしいと思わないのか、などと暴言を吐いては相手を傷つけます。
また、1度気に入らないことがあると、何日間も無視をしたりと態度によって相手を傷つけることもあります。
しかし、そんな生活が嫌になり離れる素振りを見せるとコロっと一転し、優しく接してきます。
そこで妻は、やっぱりこの人は優しい人なんだ怒ってたのは私が悪かったんだ、と錯覚してしまいます。
そして、また夫にとって思い通りにならないとモラハラスイッチがオンとなり悪循環となります。
相手の弱味に付け込んでくるのが最も大きな特徴なのではないでしょうか。
そんなモラハラに対してどのような対策をしたら良いのでしょうか?
モラハラの人には本性を表してからのあーだこーだ言うのは逆効果!
態度によって攻撃されます。
まずは、出会ったときにできることがあります!
それはハッキリと物事を言える(イエス・ノーをはっきり言える)ということを相手に示しておく。
モラハラの被害者の特徴として責任感が強く真面目な人やお世話好きな人が多くあります。
そのため、モラハラによって自分の意見を言えず、相手を可哀想な人と思い私が守らなきゃ!という心理状況に陥りやすくなるのです。
ですから、出会ったときに自分のことを、少しでもアピールしてくるような人がいたらイエス・ノーをはっきり言えるようにしておくと相手はこいつは、自分の支配下にはできないと思い自ら離れていくはずです。
物事が始まる前にできる最大の対策なのではないでしょうか。
次に、物事が始まってからのモラハラに対する対策はモラハラには不思議なもので被害にあっていても気がつきにくいという傾向があります。
ですから、他人に指摘されて気がつくことが多くそのときにはすでに遅し。。。
やめて!
なんて聞くわけもなく距離を置くのが1番なのではないでしょうか。
他のDVとは違い、言葉や態度によるものですので証拠として残すのは難しいので最善として距離を置くのがベスト。
被害者はモラハラを受け続けることによって生きることも辛くなるほどの自殺願望が出てくると言われています。
離れるにしても、助けを求めるにしても、相手は周りにはいい顔を見せていますから証拠は「その場」にはないのですから
モラハラ疑惑が出てきた時から始められる「証拠集め」があります!
いつ、どこで、どんな場面で、何を言われた、何をされたなどを細かくメモすることです。
また、ボイスレコーダーなどを使うこともお勧めです。
これを抑えておけばいざとなったときには立派な証拠になります。
裁判などの証拠にもなります。
何より、手遅れの手遅れになる前に自分をモラハラから守りましょう。