昨今メディアでも騒がれていますが、モラルハラスメントが原因で会社を辞めたり、ひどい場合には自殺をしてしまう人もいます。今回はモラルハラスメントとはどの様な物なのか、またその手口についてご説明をして行きます。
まずモラルとは道徳です。ですのでモラルハラスメントとは、自己の道徳を使った嫌がらせやイジメになりますので、第三者からすると被害者側に体の外傷が残っていないことが厄介なのです。逆に言うと言葉を使ったハラスメントになりますので知らない間にストレスが溜まったり心が病んでいってしまうのです。またそもそも犯罪レベルの酷いことをしていないのであれば、人によってモラルは違って当然ですので、各人が相手を重んじる気持ちがあれば決してモラルハラスメントなどと言う被害者は出ないで済むのです。
しかし人には気が強い人と弱い人がいますので、前者は後者に対して『こうあるべきだ』と言う強い道徳を強い精神力でプレッシャーをかけるのです。またもっとタチが悪いモラルハラスメントになると自分のモラルに何人かの仲間を付けて一人の人を虐めてしまうパターンです。実はこれは女性同士の職場ではよくあるパターンなのですが、本人はその人に仕事を教えてあげている気持ちなのですが、しかし仕事以外の相手の短所を指摘
する事で相手の精神を破壊し、それを自分のフラストレーションにしているのです。
また職場におけるモラルハラスメントで1番多いケースがある特定の人の恥をかかせると言った行為です。大した事でもないのに『◯◯さんそんなことをして恥ずかしい』と大声でみんなに聞こえる様に叫ぶのです。そうすることで、自分が発信したことで周りのみんなも賛同して相手を追い詰めることができるので、当人としては大満足なのです。
そして昨今の時代だからこそ怖いのがツイッターやフェイスブックに例えられるSNSです。ここではペンネームなどを使って投稿をすれば興味がある人はみんな自分が投稿した記事を見るので簡単に不特定多数の方にターゲットにした人のモラルハラスメントを実行することができるのです。
この様にモラルハラスメントは今の時代では色々な方法で実行することができるので相手に攻撃された心の傷が原因で鬱になってしまう人も少なくありません。
ですので最近の企業ではヘルプデスクを設けている場合が多いですので、我慢をしていると気が付いたらモラルハラスメントをしている相手も調子に乗ってしまい、ご自身の精神的ダメージも積み重なってしまいますので早めに相談をした方が良いでしょう。
