なぜモラルハラスメントから逃れられないのか

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昨今騒がれているモラルハラスメントですが、精神的に強くいつもどんな相手に対しても言いたい事を言える人からしたら、もし被害者に対してアドバイスをするとしたら『いったい何を悩んでいるの?嫌だったらはっきり相手に嫌やだと言えばいいのに、簡単な事でただそれだけだよ』と言うと思います。
でも直接モラルハラスメントを受けている被害者からすると、そう簡単に加害者のワナから逃れる事ができないので、ぜひ周りの方はその理由を理解してあげて、抜け出すサポートをしていただきたいと思います。
そもそもモラルハラスメントは職場や家庭のどこでも起こる可能性があります。そして何よりも厄介なのがモラルハラスメントの被害者は加害者の狡猾かつ巧みな手法によって本来持っていた人間性を全否定されてしまいますので自分自身でも『私はダメな人間なのだ』と思い込んでしまうのです。そしてここからが加害者のモラルハラスメントの上手い手口なのですが、本来モラルハラスメントを受けている側が被害者なのですが、逆に『いつも一緒にいる自分の方が迷惑なのだ』と、本人だけでなく周囲の人にも言いふらすことがあるのです。そしてその様な行動を取られた本当の被害者としては次のステージとして更に気分が塞ぎ込みがちになってしまい、完全なる自己否定型の人間になっておりますので素直に加害者の言動を受け入れる様になってしまいます。
また最終段階としては『そんな可哀想なあなた(被害者)を救ってあげられるのは自分だけだ』
と加害者が自分自身を唯一の理解者であると信頼つけるのです。ですので飴と鞭ではありませんが、時には厳しく時には優しくと表裏一体の態度を繰り返すことで被害者はもう加害者無しでは生きては行けない様な人間関係を作り出しているのです。
この様な仕組みによってモラルハラスメントの被害者は加害者の呪縛から逃れられことができなくなってしまうのですが、しかしだからとは言え継続的にモラルハラスメントを受け続けると混乱状態や抑ウツ状態、緊張状態が心の負担となり心療的な病気になってしまいます。災厄の場合には施設に入らないと治らない場合もありますので、その様にならない様にリスクを回避する為には、被害者本人がモラルハラスメントに合っていると言う認識を持つことが大切であり、加害者からの束縛から逃れる必要があります。尚、状況にもよりますが、モラルハラスメントから逃れる為に離婚をしたり会社を辞める方もいます。生活を考えると大きな選択になりますが、しかし思い切った行動を取ることで精神的に楽になって、本来の自分らしさを取り戻して、のびのびと暮らしている方も多くいます。ですのでもし我こそはと言う方がいらっしゃいましたら加害者から逃れる為に、まず信頼できる人に相談をしてみると良いでしょう。

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