弱い者いじめと言う言葉がありますが、モラルハラスメントも自分の権力がある立場を利用して自分の気に入らない相手に対して陰湿的ないじめを行うことです。
弱い人が強い者いじめをすることはありません。
必ずいじめというのは強い者が弱い者を攻撃して来るのです。
権力があるということを利用して行われている為、モラハラは夫から妻へ、上司から部下へ行われることが多いのです。
親が子にモラハラをすることもありますが、中高年になると子から年老いて弱くなった親へモラハラをすることもあります。
因みに筆者の身内では、嫁いできた同居中の嫁が年老いた姑に対して何年もモラハラを続けていたことがありました。
現在離婚した為被害はありませんが、モラハラ加害者と離れない限りは一時的に鎮静化されてもモラハラが続くと思った方が良いでしょう。
加害者は自分がとても優れている人間だと思っており、弱い者は劣っていると考えています。
自分は優れており、自分のやっていることは全て正しいことだと思い込んでいるので、自分のやり方を指摘されるとすぐに腹を立て、指摘した相手をモラハラの標的にすることがあります。
モラルハラスメントをする人というのは性格が悪い人というわけではありません。
自分が好意を寄せている相手には優しくします。
ただ人の好き嫌いが激しい人というわけではなく、自己愛性人格障害者という人格障害の一種だと言われています。
これは不治の病のようで病院に行っても本人に自覚がないので完治は難しいでしょう。
それ以前に病院に連れて行くこともかなり難しいです。
自分が優れていると思い込んでいるのも自己愛が人一倍強いからです。
自己愛があるということは決して悪いことではないものの、モラハラのタチの悪い部分は自分を少しでも否定する人間は全て敵だと考える所です。
反対意見を言われると反発します。
普通の人ならば「そういう意見もあるのか」と冷静に聞き入れることも出来ますが、モラハラ加害者は人の意見を聞き入れず、「お前のその考えはおかしい」と否定をします。
否定されることは嫌いだけど否定することは大好きなのです。
自分は権力があり地位のある人間だと思っているので、自分の考えに従って行動させることを相手に求めます。
また、権力がある立場を利用してと最初に記しましたが、権力があるとは言っても本人の思い込みであることが大半だったりもします。
別に権力があるわけでもないのに自分は権力があると完全に思い込んでいる為、自分より下の人間を見下すのです。
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