結局、他人事ではないんですよ。
モラルハラスメントというものはいつ何時、己自身が被害者、または加害者になるかもしれないんです。
ですが、もしものことを考えてモラルハラスメントへの対策を把握しておきたいものです。
それが常に明るい生活を送るコツだと思うんです。
で、肝心のモラルハラスメントなんですが。
結局、モラルハラスメントは言葉の暴力なんです。
被害者の心を言葉ので傷つけ快感を得るのがモラルハラスメントの加害者なんです。
だから、最初は優しい言葉でターゲットに近づき、最後は精神的にうちのめす方法をとることが多いです。
結局、善人面をして近づいてくる人にはろくな人がいないというべきなんでしょうか。
最初から相手を信用できないというべきででしょうか。
モラルハラスメントの加害者はプライドが異常に高い人が多いんです。
なので、簡単に自分のいう通りになるような人間を選び出そうとします。
その方が都合がいいからです。
そして、ほかの人の前ではあくまでもいい人間でいようとします。
結局、彼らがやりたいのは相手の束縛なんですから。
なので、簡単に自分に従ってくれそうな相手をみつけるわけです。
常に自分より弱い立場でいてくれる相手。
それがモラルハラスメントの加害者のターゲットというわけです。
なので、明らかに自分より弱くない相手には近づくことはしません。
ここにモラルハラスメントの対処法の手がかりがあるのではないでしょうか。
結局、立場の弱い相手は自分の意思をはっきりさせません。
自己主張ができないんです。
なので、自分が嫌なことははっきり、嫌と言えること。
これを常に心がけるようにしましょう。
そうすれば、モラルハラスメントの加害者も近寄ってこないはずです。
何故なら、彼らの目的は被害者の支配なんですから。
支配できなかったら興味を失うというところでしょうか。
ただ、中には相手を競争相手と見なして、相手に打ち勝ち、屈服させるということで快感を得るモラルハラスメントの加害者もいます。
こういうのは厄介です。
自分が勝つためにはどんな卑怯な手でも使ってくるからです。
例えば、スポーツなら反則をしても勝とうとする。
でも、相手が同様な反則をするのは絶対に許さない。
といった具合にです。
しかも、自分の言う通り、被害者が動かなくなったらそこに腹を立てて、モラルハラスメントの行為を行うんです。
なので、加害者の自分勝手な要求や頼みごとは受け付けないようにしましょう。
とまぁ、対処にもいろいろ、あるんですが。
時として、すでに相手に舐められていたりして手遅れというケースがあります。
こういう場合は逃げた方がいいです。
といっても、この方法は最後の手段です。
そう、簡単にできるものではないんです。
中には簡単にできる場合もあるんですが。
例えば、学校とかアルバイト先でのモラルハラスメント行為です。
モラルハラスメントの加害者からどうしても離れられないのなら、なるたけ相手から避けるようにするのもいいかもしれません。
表面上、つきあっている振りをすればこちらも傷つかずに済みます。
向こうがぐちぐち言ってきても「あの人はただ、鬱憤をはらすために自分を利用しているだけだ」、そう思えばかなり、気が楽になります。