モラルハラスメントの加害者は、自分が悪いことを認めなかったり、理解できなかったりします。悪いのは全て相手だ。おかしいのもすべて相手だ。こう思い込んでいることがあるので訴訟を起こされても自分が悪いということがわからないほどの場合もあります。それは、妄想性障害の可能性があります。
妄想性障害においては典型的な症状であり、その訴えは明快で論理的であり体系化されている。怒りの対象に対して行動化をとり、訴訟を起こされるほどのことでも自分が悪いとは思えず、更には敗訴したにもかかわらず自分の悪い部分を認めることが出来ずに逆恨みをし、ときには攻撃・殺害したりすることもある。
このような、自分が悪いと思えない加害者は相手を加害者だと思い込んで「加害者は裁判を起こすことさえある」などと、思い込んでいることさえある。基本的に裁判に妄想は通じません。訴訟を起こされるということはそれだけのことがあるからです。自分の悪い部分を素直に認める勇気も大切だと思います。
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