「アダルトチルドレンを深く理解して、回復する為に必要な能力や技術を自らが学ぶことが大切」です。
引用元:アダルトチルドレンを生み出す機能不全家族!回復には理解!「幸せになる為に生きていいんだよ!」と自分で自分に言ってあげて下さい。
上記の引用文から分かるように、アダルトチルドレンは、まずは本人が自己理解を深めることが一番大切です。
多くの人は、自分に自信がなく、自分は「何のために生きているんだろう、会社や社会に対して何の役に立っているんだろう」と、よく自問自答することがあります。どうして、そんな気持ちになるのかというと、それは決まって上司に怒られた時や人間関係で嫌なことがあった時などに、その感情が湧いてきます。
しかし、その時に、家族や幼なじみ、友人などに相談すると、励ましてくれたり、抱きしめてくれたりすることで、我に返り、自分の存在意義を確認し、愛してくれてる人がいることで、安心感に満たされ、また一生懸命頑張って生きようという気持ちになります。
他人の言葉をすぐに受け入れて嫌な感情になり、また、他人の言葉をすぐに受け入れて一生懸命頑張って生きようという気持ちになる。これは常に他人軸で生きているということです。そうするとどんどん苦しくなっていきます。
だからこそ自己理解を深め、自分のことを自分で理解し、自分で認めてあげて、自分で守ってあげる。他人の感情と自分の感情の区別が出来ると、他人の言葉に左右されにくくなっていきます。
アダルトチルドレンの人は、これまで過去に受けてきた嫌な出来事が普通だと思っており、家族の在り方もそれが普通だと潜在意識レベルで思っています。アダルトチルドレンの人の多くは、幼い時に、やはり愛情に満たされていないことが多いので、それが普通だと思っているので、自分に自信がなかったり、辛い感情が出てくるのは当然です。
ましてや、自分は自分の育った家庭が普通であると思っているので、例えば自分が親から虐待されていたら、自分が今度は親になった時に、自分も子供に対して虐待をしてしまいやすいし、虐待をしなくても子を軽視するなどして、同じようなことを繰り返してしまうのは仕方のない部分もあるのです。それが普通だと思っているのですから。
だからこそ悪い連鎖を断ち切っていく必要があるのです。その悪い連鎖を断ち切るには「自分を自分で育てて自分が変わること」が必要なのです。悪い連鎖を受け取らない。悪い連鎖を流さない。そんな芯のある自分になること。
よくメディアは、虐待してしまう親はなんて酷いんだと取り上げ、確かに国民達も、自分達の常識ではあり得ないことだから、メディアに共感して、「なんて酷い親だ。あり得ない。クズだ!」と思ってしまいやすいのです。悪いと言いながら煽って更なる虐待が増えているのです。正義の名の下、巧みに追い詰めていることに気づかれないように追い詰めることに気づかない自分たちこそが一番の悪人ではないでしょうか。だから悪い連鎖を受け取らない。悪い連鎖を流さない。そんな芯のある自分になることが必要な時代なのです。
アダルトチルドレンの人のことを知れば知るほど「大人になり切れない怠けた子供みたい」などの誤った認識をしていたことに気付くと思います。よく虐待されて育った親が同じことを自分の子供にもしてしまう、ということを知っている人もいると思います。これは本当に辛いことで乗り越えることは難しいことなのです。決して弱いとかダメとかではないのです。厳しい環境で騙されてしまった人たちなのです。
アダルトチルドレンの人は自分の置かれていた状況が普通だと思っているので、自分も同じことをしたとしても、それに違和感を覚えないことがよくあります。騙されたままなのです。
そして自分の子供が大事じゃない親なんていません。自分の命よりも大切な子供です。しかし、残念ながら自分の子供の命を奪ってしまうアダルトチルドレンの人もいる・・・。それは、当人が自分自身のことをしっかり理解していないことで起こってしまうのです。その当事者も殺されるほどの扱いを受けてきている可能性があるのです。本当に心の傷は大きいのです。決して軽視してはいけない問題なのです。
繰り返しますが、悪い連鎖が、親から子供へ、そして、孫へと連鎖してしまうのです。ですから、自分を不幸にする価値観を捨てて、自分を幸せにする新しい価値観(本当の自分のもの)を手に入れ(取り戻す)、悪い世代間連鎖を断ち切ることが大切です。断ち切るためには身内全員を敵に回してしまうほどの機能不全家族の場合もあります。それでも、天涯孤独になったとしても、気づいたのなら勇気を持って不幸の連鎖を断ち切ることが大切です。
アダルトチルドレンの人が「自分を理解」することをせずに、この負の連鎖を何とか終わらせたいと思っても、自分を理解していないと難しいです。アダルトチルドレン本人が自分をまず理解することから始めないといけません。本人もまた、自分がやっている事と同じようなことを受けてきた被害者なのですから。しかも、それを普通だと思っているのですから。そこで苦しむのです。
だから、そのことを国民みんなが理解して、また本人達も理解して、悪を潰して終わるのではなく、正しい能力や技術、知識を身につけ、負の連鎖を断ち切らなければ、根本的な解決にはなりません。
本人もアダルトチルドレンで、米国心理学博士の西尾和美さんという方が、多くのアダルトチルドレンの方々のカウンセリングを行い、そこから生まれた「アダルトチルドレン 癒しと回復のためのセルフスタディキット」というプログラムがあります。このプログラムはアダルトチルドレンの人にとって、とても有効なプログラムです。
これは、西尾和美さん自身もアダルトチルドレンであり、自分の経験を踏まえた上で、まずは自分が自分を理解することが一番重要であり、自分は普通ではないと気付くことが解決への第一歩であり、そして、自分の現状を理解し、自ら癒し、正しい能力と技術を身につけることで、解決するためのプログラムです。
それに、アダルトチルドレンの人ばかりでなく、周りの僕たちにもとても効果があること。それは、アダルトチルドレンの人を理解し、支援できるばかりでなく、自分自身、自己のことがよく分かるようになり、自らを理解することで、自らを癒し、自分に自信がつくと思います。
人は自分を知っているようで知らないし、自信を持っているようで本当の自信を持っていなかったりします。その自我喪失している人は「人類の9割以上」とも言われています。本当の自分を生きていると信じ込んだ状態で力や恐怖に迎合して「恐怖への同一化」をしていることで、自分以外の感情を自分の感情だと信じて疑わない状態になっているのです。
だから、そこに「虐待」が必要になってくるのです。「恐怖への同一化」と「虐待」は密接な関係があるのです。
あなたの感情を取り戻しましょう!
人生は山あり谷ありとよく言いますが、まさにその通りであり、生きていく中で、嬉しいこと悲しいことたくさんあります。そんな時、人は誰かと喜んだり悲しんだりします。人は決して一人では生きていけません。必ず誰かと関わって生きています。自らを理解し、誰かを愛し、誰かに愛されることで、必ず人は安心感を得ることができ、幸せと感じられると思います。
それをアダルトチルドレンの人も感じるには、やはりまずは自分を理解し癒し、そして正しい能力や技術で解決すれば、親から子供へ、子供から孫への連鎖を断ち切れると思います。何度も同じことが起こらないように、本人も周りも己をまずは理解し、根本的な解決ができるように正しい能力を身につけていくべきだと思います。
1歩ずつ進んでいきましょう!
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確かに、最近よく耳にする虐待問題ですが
そのニュースを取り上げられて
私達世間は「ありえない!」
「子供が可哀想」とばかり
考えている部分があります。
確かに虐待された子供は可哀想です。
しかし、それだけでは
本当何の解決にもなりませんよね。
虐待した親がまず自分に気付く事をしなければ
また虐待を繰り返し
無限ループになりますね。
虐待に限らず今の私でもそうですが
自分の事をまだ気付いてない部分もあると思います。
それが正しいと思い込んでしまい
それが普通だと思えば
自分にとってはおかしいと思わないからですね。
考えさせられる記事でした。
もう一度、自分と向き合い
自分を見直したいと思います。
そこで、気付きまた新しい一歩を踏み出せたらと思いました。