スケープゴートされた人は「かわいそうな私」に気づくことから回復していく

スケープゴートされた人は「かわいそうな私」に気づくことから回復していきます。思う存分かわいそうな自分を認めてあげること。その次にかわいそうな自分を守ってあげること。ちゃんと意味のあるプロセスです。

本当にスケープゴートされた人は、自分がどのように傷ついてきたか、どんな傷がついているか、そういった自己理解が出来ていません。騙されてきているので気づいていないことが多いのです。得体のしれない恐怖や苦しさを抱えています。癒すということは「理解」ですから、自分を癒すには自己理解が必要です。ですので、自分がどのように傷ついてきたか、どんな傷がついているか、という自己理解が必要です。その理解の過程は苦しいものになりますが、誤魔化しではなく本当に癒されたいのならば理解が必要なのです。

そして、自己理解とともに成長し、心に変化が起きて、自然と行動していく時が来ます。よく、「いつまでも悲劇のヒロインを気取ってるんじゃなく行動しなよ」という人がいますが、それは「プロセスを無視した行動の強要」であって、本当の解決にはならない。メッキを施すようなものです。

例えば、虐待者は虐待をして、それを”かわいそうなこと”とは思っていません。思っていないから平気で虐待が出来るのです。これは、自分に対しても同じことです。自分で自分を見捨てて酷い扱いをしているのにそれをかわいそうだと思えないということは心理的に自虐してしまっているのかもしれません…。

だから、「かわいそうな私」に気づくことから、自虐をやめて回復していくという道に入っていけるのです。人は、誰しも少なからず自虐をします。そこから1つ1つ自分を取り戻していくのが人生です。

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