モラルハラスメントという言葉自体は聞いたことがあったとしても、何処からがモラハラなのか。
何をされたらモラハラなのかということに関しては今ひとつよく分からないと感じてる方もいるのではないでしょうか。
日本国内でモラルハラスメントという言葉がよく使われるようになったのは此処数年のことなので、よく分からなくても無理ありません。
モラハラという言葉の意味自体がよく分からなくても、恐らく半数以上の人が多かれ少なかれ過去に一度はモラハラのような行為を受けたことがあるはずです。
無視された。
他の人には聞こえないように嫌味なことを言われた。
一度でも誰かからこのような行為を受けたことがあるのだとすれば、あなたはモラハラを受けた経験があるのです。
とは言ってもモラハラというものは日常的に継続されるものであり、嫌味を言われたり無視されたりしたのがたった一度切りで後は何もなかった場合は通常モラルハラスメントという言葉は使いません。
一度切りや短期間、たまにされるくらいであれば相手はモラハラ加害者というよりはその時の機嫌で態度が変わるお天気屋という性格であると言った方がしっくり来るでしょう。
嫌味なことをされたのがたった一度切りであれば、そこまでモラハラされたと心配する必要はありません。
モラハラの場合は必ず継続的に続き、お天気屋なんて可愛い物ではありません。
お天気屋の場合は割と誰に対してでも機嫌によって態度を変えるという性質がありますが、モラハラ加害者の場合は違います。
嫌がらせをするのは誰でもいいわけではなく、ターゲットを特定の人に絞って攻撃しています。
ターゲットにされた方は自分だけが被害に遭っているので余計精神的に病みやすくなってしまうのです。
比較しては被害で苦しんでいる方に失礼かも知れませんが、モラハラは最近同じく問題になっているパワーハラスメントよりも深刻な問題かも知れません。
言葉としてはパワハラの方が知名度がありますが、苦しみやすいのはモラハラの方だと思います。
パワハラは第三者がいる所で行われているので他の人も誰がパワハラを受けているというのが可視化されて分かるものです。
ブラック企業というのは正にパワハラそのものでありますが、皆んなが嫌がらせをされているのでされている者同士仲間意識が芽生えるので支え合うことが出来ます。
しかし、モラハラは孤独なもので誰もいない所で嫌がらせに苦しんでおり、被害も訴えられず1人で苦しんでしまうのです。
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