問題は「傷」を「成長」に繋げないこと

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「傷」を「成長」に繋げないことが問題

機能不全家庭で育ってきたアダルトチルドレンの人たちは、みんな大なり小なり「心の傷」を抱えています。この心の傷をまったく受けないで生きることは出来ません。誰でも傷つくのです。人間らしく生きていくために必要なものです。問題は「傷」を「成長」に繋げないことです。

「傷」を「成長」に繋げないと「傷」がいつか「モンスター」になってしまうことがある。肥大化したモンスターはその本人を乗っ取ります。乗っ取られると平気で人を傷つけてしまう人になります。「傷」を「成長」に繋げていけば、モンスターは出来上がりません。だから、サヨナラ・モンスターなのです。

モンスターは肥大化していく

この「モンスター」は、心の奥で動いています。そして、そのモンスターの種類に関連した似たような感情を作り出そうとします。例えばモンスターが劣等関連なら「劣等感」を作り出そうとします。そして、モンスターは感情を食べるかのようにして肥大化していくのです。「傷」を放置すると大変です。

「まとまり」を紐解かないと変われない

「加害者」と呼ばれる人たちは、心の奥の「モンスター」が肥大化しすぎた人たちなのです。言い換えれば「過去の被害者」です。過去の傷に、あらゆる感情が纏まっていき、それが1つの「人格」となってしまったのです。だから、変わるには「まとまり」を紐解かないといけません。

自分で「まとまり」を紐解こう

この「まとまり」を紐解いていく方法が、「サヨナラ・モンスター」なのです。「まとまり」は誰にでも大なり小なりあります。それは自然なこと。問題になるのは最初にお伝えしたように「傷」を「成長」に繋げないことが問題なのです。「モンスター」は「隠れた能力(成長の元)」だからです。

「サヨナラ・モンスター」は、自分で「まとまり」を紐解いていく方法です。誰にも頼りたくない、自分で自分を救いたい、このように思う方におすすめの方法です。誰を頼っても最後に頼りになるのは自分です。(自己信頼)そして、自分が自分の親になることが大切なことです。

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