ハサミは人生を変えた

ようやく学校祭が終わりました。
私が聞いていた学校生活とは随分違うイメージとなりました。
私の学校では学校祭の準備に向けて約1ヶ月位前から準備が始まります。
大きなポスターを作ったり、バンドをやっている人は放課後バンドの練習をしたりと学校内はとても活気に満ち溢れます。
そんな私もクラスメイトと飾り物を作成する一員として学校祭の準備に取り掛かることになりました。
『おーい、どっかにハサミないかぁ?』
教室の端の方にいた男子からそんな声が聞こえてきました。
私は丁度ハサミを使い終わった所だったのでその男子にハサミを手渡しに行きました。
『おう、サンキューサンキュー』
男子はハサミを受け取ると直ぐに何処かへ行ってしまいました。
悲劇はこの時から始まったのかもしれません。
『ちょっと、何であんたがハサミを渡すのさ!』
クラスの子がいきなり私に文句をぶつけてきました。
『え?だってハサミを探してたよね?』
『でしゃばってんじゃねーよ』
そう言って相当怒りながら私の前からいなくなってしまいました。
私は何が何だかさっぱり分からないまま残りの飾り物を作り完成させました。
翌日の放課後、昨日の飾り物とは別の飾り物を作ることになりました。
私は友達に頼まれて、昨日作成した飾り物を図工室へ取りに行くことになりました。
そして、信じられない事態が起きていることに気が付きました。
昨日みんなで作った飾り物がひとつ残らず壊されていたのです。
私は慌てて教室に戻ろうとしたその時、
『ちょっと!あんた何てことしてくれたのよ!』
そんな声が聞こえてきました。
私が振り向くと、そこには昨日ハサミのことで文句を言ってきた女子がいました。
『私あんたが壊しているとこ見たんだからね!みんなに言ってくる!』
『わ、私じゃない!』
『この嘘つき!』
そう言って教室に走って行きました。
私もそのあと全力で追いかけました。
教室に近づくと、クラスの友達たちが一斉に教室から出てきました。
行先は図工室のようです。
また、私は図工室に向かって走りました。
『こいつだよ!私さっき壊しているのこの目ではっきりと見たんだ!』
『信じて!私じゃないよ!』
悲しさのあまり泣き出す友達も出始めました。
私じゃない、どうして私ってことになっているの?
それから毎日学校へ行くのが辛かった。
学校祭の準備が苦痛だった。
そんな学校祭がようやく終わりました。
私は未だに教室では孤立した学校生活を続けています。
この先、楽しみにしていた修学旅行があります。
でも今は楽しみなんて微塵もなくなってしまった。
ハサミを渡しただけでどうしてこんな事態になってしまったのだろう。
精神的苦痛は今なお止まらない。


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