夫婦間のモラル・ハラスメント

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夫婦間のモラル・ハラスメント、最近、なにかと話題になっているんですが。
でも、もし、自分がモラル・ハラスメントを受けていたらどうします。
結局、モラル・ハラスメントは言葉の暴力なんですよ。
でも、家族間のことだから何もできなくなってしまうんです。
何故、自分は家族から叱られているんだろうか。
いつから、私は家族の中で立ち場が弱くなっていったんでしょうか。
家族での立ち場が弱くなるのは大抵、女性や子供が多いんです。
というのも、家庭にいる時間が男性より、圧倒的に多いわけです。
といっても、必ずしも例外があるんですが。
でも、家庭に対する依存度は男性よりもはるかに高いんです。
なので、家庭の中でモラル・ハラスメントを受けるとどこにも逃げ場がなくなって破滅へと向かってくるんです。
でも、破滅へ向かってもらったらいけないんです。
破滅ということは家庭崩壊をも起こすわけです。
それだけは避けなくてはいけないんです。
ここで家庭内でのモラル・ハラスメント対策というものでしょう。
でも、対策と言ってもどうすればいいんでしょう。
大体、モラル・ハラスメントは陰湿なものなんです。
何故なら、目に見えない嫌がらせなんですから。
それに家庭の中はとても不明瞭なんです。
誰でも自分の家庭のことは判っていても他者の家庭までは判らないからです。
というか、他者の家庭まで気にする人がいません。
だからこそ、家庭内のモラル・ハラスメントは判りにくいんです。
理解しづらいのが家庭内のモラル・ハラスメント。
まずはその対応も組み合わせによって違ってくるんです。
例えば、夫と妻、親と子、ほかにも嫁と姑。
嫁と姑なんで、昔からそういう確執があるのではないでしょうか。
とはいうものの、夫と妻のモラル・ハラスメント、かなり気になります。
しかも、加害者は大抵、外面のいい相手なんです。
なので、周囲に気づかれにくいんです。
で、最悪な結果になった時、大抵の人が、「あんな人がまさか、」ということになるわけです。
大抵の加害者が表面上、おだやかな人が多いんです。
しかも、案外、器用な人が多いんです。
だから、余計、追い詰められてしまうんです。
相手にとっては、「自分が出来るのだから、相手ができるのはあたり前」くらいにしか思っていないんです。
他にも女だから家事をするのはあたり前という思い込みがあるんです。
おまけに「お前、母親なんだろ。子供の面倒を見るのあたり前」なんて言われるとかちんときませんか。
確かにそうなんですが。
逆に父親が育児に手を出さないというのも気になるものです。
で、子供に「お前の母親は駄目な女だ」と吹き込むんです。
そう言われ続ければ子供だって母親を見下すようになるわけです。
正直、夫だけのモラル・ハラスメントでも辛いのに、今度は子供からのモラル・ハラスメントを受けるんです。
これはかなり辛いと思いませんか。
そもそも、家庭のモラル・ハラスメントは職場よりもたちが悪いんです。
何故なら、逃げることができないんです。
しかも、周囲の人間を取り込んでの行為ですから。
なら、解決するにはどうすればいいんでしょうか。
解決しなくては最悪な結果が待っているんです。
解決するためにもモラル・ハラスメントについてもう一度、ふり返ってみませんか。

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