一般人の一部は、「引きこもり」が如何に優しい者かを知らない。

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一般人の一部は、「引きこもり」が如何に優しい者かを知らない。「不良と引きこもりは紙一重」と言われるが、これはどちらもスケープゴートタイプであり当たっている。そして不良の一部は社会に様々な形で復讐(報復)をしている。それがわかれば「引きこもり」が如何に優しいかがわかるのです。

無差別殺人が増えている昨今、本当の意味で「スケープゴーティング現象・スケープゴート」に向き合う必要性が出てきているかと。無視するのも、向き合うのも各自自由にすればいい。ただ、スケープゴーティング現象の結果、それを隠蔽しても滲み出てくるものは避けられない。厳罰化では防げない。

どれだけ厳罰化しても、殺されても、死刑になっても絶対に曲げない信念を持っている者はゼロにはならない。それは、加害者である彼らも「人の子」だからだ。そして加害者になる以前があるから。そして、世の中には「自分の傷がよくわからない人」や「自分の傷を言語化出来ない人」もいる・・・。

ただ、成るように成っている。起こるべくして起こっている。それを認めて、本当の意味で「防ぐ」ことをしなければ、結局は”いたちごっこ”となり、繰り返されながら悪化していくのです。何かを隠蔽して本当の解決はあり得ない。何かを隠蔽して解決しようとすれば当然、納得できない者も出てきます。

大事なことは、大きな事件を起こす前に、心の深い部分にある本人さえも気がついていない感情を開放させてあげることなのです。ただ、この感情は簡単には解放できません。あらゆる邪魔となる「阻害する何か」があるので、それを1つ1つ省いていかないと解放できない感情があります。誰かの嘘も含め…。

「悪意のある嘘」が間接的に人を殺してしまうことがあることが理解出来てくれば、「敵は嘘だ!」ということがわかってくる。勿論、それを免罪符にするわけでもないし、個々が起こした行為は其々の責任。悪魔の欺きかのような嘘を見抜けるような成長が必要という意味。悲しい事件が起きないために。

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「嘘」には、すさまじい力があります。我々が思っている以上、100倍、いや1000倍かもしれない。使い方によっては大変なことが起こるほどの。嘘をつくと歯車がズレる。ズレを誤魔化すためにスケープゴーティング現象が起こる。スケープゴーティングされた者の一部が、形を変えて報復してくる。

嘘で傷つき、嘘で泣き、嘘で封じられ、嘘で心を殺されていく人たち。巧妙であればあるほど言語化も出来ない。そして誰かの心が蓋をされて、それがいつか爆発する。爆発の仕方は様々ですが、無差別殺人、殺人、暴力、テロ、etc.同じことを起こさせないためにも加害者の被害者性の解放が必要不可欠です。

「”人々は、次から次に出てくる嘘に慣れてしまい、怒ることを忘れているように見えます。いまを生きる人々に、嘘についてあらためて考えてほしい。そして、嘘に立ち向かってほしい。そんな思いをこめて制作しました。”」

引用元:(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000795.000005069.html)

目に見える暴力や暴言、それら直接攻撃を許さないことは大切なことです。だけど、それだけじゃ足りません。水面下で作用する複雑な心理的な暴力に繋がる間接的攻撃の嘘も許さない…という思いも大切なことなのです。点と点を繋げていくと、嘘による悲しい結果が多いことがわかります。

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