モラルハラスメントでは加害者と被害者が存在します。モラルハラスメントの被害者は心に暴力を受けた者になります。言葉は刃になりうるのです。よく、漫画とかで言葉がキャラクターに刺さっている場面があるでしょう。あれってかなり、的を射ていると思います。確かに言葉はナイフのように心に突き刺さります。実際、そういう目にあったことがあるからです。
考えようによっては私もモラルハラスメントの被害者です。「女の子しか、産めんのか」、これが私が舅からぶつけられた言葉の暴力です。ちなみに二人目を出産した時に言われたのです。確かに二人目も女の子でしたし。舅として事実に基づいて言ったかもしれませんが。これもかなりのモラルハラスメントではないでしょうか。
ただ、私、男女の性別が何が原因で決まるのか知っていたので多少、へこんだだけですが。というか「たかが言葉くらいで傷ついていたら人生やってられないよ」とはいうものの、人間、誰もがそこまで強くないのです。なので、モラルハラスメントで加害者と被害者に分かれるのです。逆を言えば「たかが言葉くらいで傷ついていたら人生やってられないよ」という考え方は相手を傷つけやすくして、モラルハラスメントを増やす考えかもしれませんね。
私の場合は舅の無知ですからね。ですが、私も何も知らなかったらかなり、へこんだかもしれません。大体、モラルハラスメントは相手が傷ついたらにかかってくると思うのです。モラルハラスメントの加害者は言葉で相手が傷つくとは思っていない場合もあります。なので、平気で同じことを繰り返すのです。我が家の場合もそうですし。
実際、舅は四人目を妊娠中の姑に「今度、女の子を産んだら離婚だ」とも言ったのですよ。結果、姑は男子を産んだのですけど。結局、似たようなことを言っているのですよね。しかし、妊娠中の女性って精神的に不安定なのです。なのに、そんなことを言われて姑はよく無事だったなぁと思うのですよ。それはともかくとして、モラルハラスメントの加害者は自分勝手なところがあるのです。ぶっちゃけ、言葉がどれだけ大切なものか気づいていないのですね。
ただ、モラルハラスメントの被害者にも問題がないわけではありません。精神的に弱いところがあり、弱くなるように仕向けられている場合もあります。モラルハラスメントの加害者は自分本位なので相手のことは気にかけていません。言葉の重要差を感じないために平気で使ってくるのです。ということはモラルハラスメントの加害者が使う、言葉の暴力が相手に通用しなかったらどうでしょう。そうなったら、モラルハラスメントの問題も段々、小さくなってくるのではないでしょうか。
つまり相手の言葉の暴力で「私を傷つけることは許さない」という自分を大事にする気持ちで勝つことが大事だと個人的ですが思います。そういう気持ちを持つことで相手の言葉を受け取らないように出来る場合もあります。言葉を受け取らなければその言葉は相手のものです。相手は自分にダメージが出るのです。
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