案外見破られにくい上司のモラルハラスメントについて

自分の反応を変えてモラハラを終わらせる教材が完成
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会社内のモラルハラスメントにおいて分かりやすい物であれば自分で総務部に相談をしたりまた周りの社員が気付いて会社に報告してくれたりもします。でも中々見破られにくいケースのモラルハラスメントも中にはあります。特にモラルハラスメントと言うのはパワハラと違って形で判る証拠がありませんので加害者が『やっていない』とか『そんなつもりは無かった』と言えば認められない場合もあるのです。
因みに私が受けたモラルハラスメントはいつも会社の上司に会議室に呼ばれて2人だけの時に精神的な苦痛を味あわされるものでした。また不安な事に私の仕事のパフォーマンスがあまり良くない時期に重なってしまった事もありましたので周りからもタダでさえ私は怒られても仕方がない存在でもあったのです。

しかしその方法やレベルにも限度という物があります。会議室に閉じ込められて仕事の事を切々と怒られているだけなら良いのですが、私の元々の性格や家族の事、妻や両親の性格や在り方までを非難し始めて来ましたので正直私は業務外の事だと思い、ムッとした表情をしてしまった事もありました。上司は私がそんな嫌な顔をした事までも気に入らない様で『そう言う所も直さないと、この会社ではやっていけない』とまで言われていました。

正直最初のうちは業務の事で怒られているのかモラルハラスメントを受けているのかと言う事も分かりませんでした。しかしまだ私の場合には自分で『今置かれている状況はもしかしたら可笑しいのではないか?』と気が付く事ができたから良かったのです。
モラルハラスメントと言うのは本来思想や言動の自由の国であるはずの日本において個人の思想を否定して人格を無視したり、または加害者の思う通りにしようとコントロールされる事です。
ですのでこのままでは自分はおかしくなってしまうと思い、私はモラルハラスメントの意味を調べたり市や県でサポートしているメンタルクリニックへも自分の置かれている状況がモラルハラスメントに該当しているかどうかを調べた結果、確実に該当していると言う事が判明しましたので、自分の仕事自体は好きだったのですが自分の将来を考えた場合にもうこれ以上この会社に居られないと判断をして上司との何度かのミーティングの録音とその内容がモラルハラスメントであると言うプロの見解を持って会社の人事部と総務部へ相談をしました。
最終的に上司を交えて複数人で事実関係を確認するまでに至りました。私はその会社を退社する事を決めておりましたのでそれまで怖くて反抗する事が出来なかった上司がどんな事を自分にしてきたのかを録音を証拠に全部会社側に話をしました。
その事をキッカケにその上司は厳重注意となり職務権限を解かれて減給になり、残った社員に聞いた所もうモラルハラスメントを辞めて今では大人しく仕事をしている様です。私は自分の仕事を犠牲にしてしまいましたがやはりモラルハラスメントを受けた場合には証拠を揃えて会社に伝える事が一番スムーズに解決する方法である事を身をもって実感したのでした。

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