モラルハラスメント：企業内で見逃される恐怖の顔

投稿された体験談

昔、会社の上司にモラハラを受けていました。
感情の起伏が激しい上司で、まだ入社して間もない私はとてもビクビクしていました。
ある時、企画書の原稿を書く仕事を任され、慣れないパソコンで必死に作成していました。
まだ右も左もわからない私は、同僚にも何度もアドバイスを貰いながら、なんとか形にする事が出来ました。
ついに、上司に提出する時が来たのですが、案の定突き返されてしまいました。
書き方の指摘を受け、作り直す事になりました。
数日かけて作り直し、ドキドキしながら目を通して貰い、その時はなんとかOKをもらう事が出来、無事上司に提出出来ました。
ここまででしたら、普通に誰でも経験がある事だとは思いますが、問題はその原稿を発表する日の前日に起きました。
前日、上司から電話がかかってきて、原稿を紛失してしまったので、明日余分に持って来てくれという内容でした。
意味がわかりませんでした。
全く悪びれる様子もなく、謝罪の言葉もなく、普通に言って来ました。
内心は怒りで爆発寸前でしたが、その時の私は言われるがままに動く事しか出来ませんでした。
予備を当日渡せばいいだけの話ですが、ゴミのような扱いをされた事が許せませんでした。

解説

この体験談はワークプレイスにおけるパワーハラスメント、特にモラルハラスメント（モラハラ）の典型的な例と見ることができます。

1. まず、上司の感情の起伏が激しいという点は、パワーハラスメントの典型的な特徴の一つです。上司が部下に対して感情的な行動をとり、その感情をコントロールできない場合、それは適切な職場環境を維持することを困難にします。そして、これは部下にとって大きなストレス源となり得ます。
2. 企画書の原稿を書く仕事については、新入社員にとっては大きな挑戦であり、経験とスキルを得る良い機会です。しかし、作成した原稿が突き返され、再作成を命じられたことは、十分な指導やサポートがなされていなかったことを示しています。
3. 最も重要な点は、原稿の紛失に対する上司の反応です。上司がその事態を淡々と伝え、何の謝罪もなく、また責任を取ろうとしなかったことは、明確なモラハラです。その結果、部下は自分が「ゴミのような扱い」をされていると感じ、自尊心を傷つけられ、怒りを感じました。

組織内でモラハラが起きたときには、組織全体がそれに対処するべきです。たとえば、ハラスメントに対する教育やトレーニング、明確な報告と対応プロセスの導入、そして適切な監督と評価などが必要です。問題が発生した場合には、組織は被害者を支援し、問題を解決するために行動を起こすべきです。

以上のように、この体験談はパワーハラスメントとモラハラの特徴と、それが個人と組織に及ぼす悪影響をよく示しています。（ChatGPT4.0より）