本日は私が過去に会社でモラルハラスメントに合ったお話をさせていただきます。モラルハラスメントとは言っても、私は現在40代ですので昭和生まれとなり、体育会系で育ちましたので今では当たり前となっているモラルハラスメントと言う言葉が無かった頃に育ちました。
ですので親や部活の先輩達からは馬鹿やアホと言った言葉を投げかけられるのは普通でした。
しかしこれが今の時代ですと会社と言った集団生活の中で行われると社会的な問題となりますので、私は常に上司からの攻撃を受けていましたのである時同じ部の人が「◯◯課長からのモラルハラスメントは大丈夫ですか?」と心配してくれて人事部の方に連絡をしてくれていたのです。
確かに内容と致しましては業務の事もありましたが段々と私の性格の事にまで話が及んでしまい「君なんていてもいなくても一緒だ」ですとか「君のそういう時部分が会社をダメにしている」とか「立ち直りたかったら一生自分についてくると良い」など完全に私の人格否定をした後で私を上司の配下に服従させようとしていたのです。
この事も自分で気が付いた部分と人から言われて気が付いた部分がありましたので、周りから見た私は相当病んでいたと言っていました。
だからと言って私は会社を辞めるつもりはなく、上司から何も言われない様な社員になってやろうと決めたのです。そして最終的に上司のモラルハラスメントは終わったのですが、それまでに要した時間は約2年間でした。その間に私がやった事は上司が持っていない資格を取ったり営業成績で上司を上回る事ができたり、また最終的には私が働いている会社は能力主義でしたので当時の上司の立場を上回る事が出来たのです。だからと言って過去と同じ様な事の仕返しを彼にしようとは思っていませんが、流石に彼もプライドがあったのかそれ以降は何一つ私に物を言わなくなりました。
以上が私が上司からのモラルハラスメントから抜け出した方法になります。
他にも部署異動をしたり誰かに相談をしたりなどの方法もあったのかも知れませんが、何れにせよ私の場合には逃げてしまっても追ってきますし自分の弱い部分があるから相手に突っ込まれると思ったので自己防衛をしようと思ったのでした。
モラルハラスメントをする人と言うのは基本的に自分より立場の強い人からどう見られているかと言う事に対してとっても敏感ですのでプライドが高い人が多く、自分より立場が弱く漬け込むスキがあると感じる相手を見つけてから段々と攻撃してきます。しかし対象者の様子が変わって、特に対象者が周りから認められた時点で自分が対象者に対して劣っている事を悟りますので攻撃の対象から外れる場合が多いのです。また自分が攻撃されなくなったので良かった事もありますが、世の中のモラルハラスメントの加害者の皆さまには二度と被害が出ない様に、加害者側にもモラルハラスメントはいけない事なのだと気が付いてもらえたらベストだと思っています。